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医師の名を騙る矢田野鴉氏


矢田野鴉氏は汐見文隆公式ホームページ及び〝黙殺の音〟のサイト管理人である。
一般に○○公式云々との表示は、○○の主義主張を社会に認知させる正当な媒体であることを宣言するために利用される。汐見文隆公式ホームページであるならば汐見文隆氏の主義主張を正確に社会に伝える媒体の筈である。ところが矢田野鴉氏は工学士をこの被害の専門家として処遇するよう社会に働きかけてきた。

医師がコツコツと穴を掘り続ける傍らで、掘り出した土砂は、彼等に依って穴に埋め戻されてきた。
低周波音調査もできず、一通の低周波音調査報告書も書けない者が汐見文隆公式ホームページを名乗るなどとは笑止千万、矢田野鴉氏はとっととその看板を外したら良いのだ。
汐見医師の意見を〝黙殺〟するよう指嗾してきた典型的な加害者なのだから。


汐見医師は医師でなければ被害者を救えないと宣言され活動されてきた。

汐見文隆著「低周波音被害を追って」には次の記載がある
『急患(結果)が発生し医療機関に搬送されました。原因(病名)がよくわかりません。その時医師はどうすべきなのでしょうか。
 わからないなりに少しでも原因を模索し、治療に当ります。それが、医師としての人道的使命です。「結果→原因]とはそういうことです。
 理工学系の人たちは。原因がわかりませんから勝手に苦しみなさい。勝手に死になさいという立場です。それは人道的に許されませんから、[原因→結果]の立場を放棄して、医師に委ねるべきです。
 ところが低周波音症候群では、彼等の主張する感覚閾値〔気導音〕や参照値〔気導音〕が、被害実態(骨導音)にほとんど合致しないのに[原因→結果]を無視して。勝手に「気のせい」「神経質」などと詐称して。無理やりに[原因一結果]にしてしまったのです。そして、それを納得できない低周波音破害者たちを。偽の学問的権威で押さえ付け切り捨て、絶望した被害者には自殺者すら出ているのです。』

本書には「窪田」の名前が繰り返し出てきても、「矢田野鴉」の名は一度も出てこない。
「矢田野鴉」は仮名であるだけでなく、医師の活動に何の協力もしていないからだ。

低周波音被害判定の唯一とも言える客観が低周波音記録だが、専用の計測器で調査しなければならない。その専用器(NA-18A)が2007年11月22日矢田野鴉氏から私に送られてきた。別途、汐見医師の「あの機械はちっとも働いていないのですよ」のコメントも届いた。

汐見医師が被害者個々の被害判定をするについては必ず低周波音調査記録に基づいており、低周波音記録がないまま個々人の被害判定をされた例は無い。
汐見医師は、終生低周波音記録の無い低周波音被害者を真正の被害者と認めることはなかった。

低周波音被害アリとの判定をするについて、汐見文隆医師は2010年4月、次の指摘をしている。
「不安定な空気振動だから、5デシベル以下では差があるとは断定できない、少なくとも10デシベル以上、できれば20デシベル前後の差が欲しいと考える。
もう一つの問題は周波数であり、はっきりとしたピーク(卓越周波数)が被害現場では認められる。ピークの存在が外部から異常な低調波音が侵入していることの証明だ。
そのピークが出現する周波数についての私の経験から、これまで分かりやすい数字として10~40ヘルツとしてきたが、8~31.5ヘルツの方が正しいかもしれない。
50ヘルツ以上の空気振動は騒音になる。私の被害現場での経験では、50ヘルツ以上は低周波音被害をマスクする側に回る。小型の家庭用電気冷蔵庫の50ヘルツの稼動音で苦痛が楽になると、深夜に布団を台所に引っ張って行って寝ていたご婦人もあった。
8~31.5ヘルツのあたりに、10デシベル以上の差のピークが証明され、それが被害症状の有無と一致すれば、被害症状は客観的に裏付けられたことになるこれで[結果=原因]が成立だ。」
この意見は、苦しい時、何でもない時、それぞれにマニュアル操作で計測記録したものであり、かつ被験者数も少なかった時代のものだが、エコキュートや風力発電の被害が増加し、自動操作で記録する現在ではもう少し厳密に判定可能だと考えられる。
風車低周波音を超低周波音ではなく、〝通常可聴周波数範囲の騒音の問題〟にすり替えてしまった「風力発電施設から発生する騒音等への対応について」では、「風力発電施設騒音の評価の考え方」で、「評価の目安となる値」を『「残留騒音」(一過性の特定できる騒音を除いた騒音)からの増加量が5dBに収まるように設定する』、としていて、5dB差(エネルギーは3.1倍差)の考え方を示している。
また、消費者庁はガス給湯器が原因の低周波音について、その卓越は6dB差(エネルギーは約4倍増)との考えを示してもいる。
即ち、国家の低周波音被害防止基準も、5dB増、6dB増以内に押える、との方向が見えているのだが、現実の被害判定は被害がある時の音圧レベルが、被害が無い時の音圧レベルに対して、安定的に〝3dB増〟があれば被害を認定するのが妥当である。

低周波音被害は加害者の虚言が作ったものだ。作為の結果だ。低周波音調査の際、音源を稼働させなかったり、主たる音源を停止したり、何より、我が家を捨てるか自死するかとの究極の選択を迫られる暴行傷害事案にも拘わらず、医師の意見を排除した結果、風力発電や、家庭用給湯器、24時間換気システムにと被害は現在も拡大し続けている。
即ち医師ではない者等の虚言が原因の〝医師法違反〟の結果だ。

多数の深刻な被害者が我が家を捨てざるを得ない状況に追い込まれていて、
被害者が低周波音曝露環境に在れば、生涯、被害から逃れられない。

貴方の周辺に多数の病人が苦しんでいる筈です。
その病人に、貴方の病気の専門家は誰か、と問うてください。
自分の病気の専門家が工学士だという病人がいるとは、終ぞ聞いたことがない。
社会に対し、そのように訴える者等は、仮に空気振動が前提の被害であるとしても、
騒音や振動被害であって、低周波音被害とは言えない。

音や振動が存在するからといって低周波音被害とは限らないし、工学士を被害の専門家扱いすることによって、低周波音被害の深刻さが希釈され、化学物資過敏症や、電磁波過敏症同様の過酷さが、低周波音被害にはないのだと判断されている。だからこそ、被害者が求める医師の意見=診断書が得られないままでいる。

2009年10月01日、国立市にTV朝日の関川修一氏(報道局ニュース情報センター副部長)と辻嘉則氏(スーパーモーニング チーフディレクター)の来訪を受けた。
TV朝日「スーパーモーニング」が2009年01月19日に放映した「原因不明の幽霊音を追え」としての「低周波音被害報道」について、謝罪に見えたのだ
この報道は、レポーター氏が「環境省がだしているアンゼンイキ」と発し、説明用ボードに「安全域」と表示され、図には、「参照値」との文字はなく「低周波音による心身に係わる参照値以下」と思しき領域に黄色で「安全域」と記されていた。
しかも本報道では一人の工学士(岡田健氏)が専門家然として登場することを、抗議した「20090220TV朝日.PDF」「20090203TV朝日.PDF」結果だ。

結局、TV朝日はお偉いさんが国立まで謝罪に見えたが、原因を作った当事者は、知らぬ顔の半兵衛に留まることなく、もともと会員でもないのに、当会から袖にされた旨の主張を繰り返し、裏で表で、被害者の活動を妨害する。

悪貨が良貨を踏み躙る状態を改善しなければ、これまでの被害者は何をやっていたんだ、と明日の被害者から指弾される。今、私がこれまでの被害者に問いかけているように。




 

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